猛毒親に育てられて。

負の遺産。

ある日おばあさんが亡くなった。

私の中では言い方を変えている。
おばあちゃんイコール母方の祖母。
おばあさんイコール父方の祖母。

おばあちゃんの事は大好きだった。
ある日、おばあちゃんに言った。
ここの人が喋ってる言葉変と。
そしたらおばあちゃんは直ぐに返答した。

じゃあおばあちゃんは
「〇〇(私)が喋っている言葉変」と…

ただ単に子供が言った一言だ。
でもおばあちゃんは子供に対して真剣に向き合った。

「人それぞれだよ」
それを教える為にそう言ったのだろう。

そしておばあさんが亡くなった。
私にとっては何もない日常の日だった。

母からマインドコントロールされていた。
【ああ亡くなった】
他人事だった。

母と姉は目を真っ赤にして自宅に帰った。
人が亡くなる瞬間を見たのだろう。
母からのちに「おばあさんは軽い痴呆だった」と聞かされた。

しかし私にとっては他人事だった。
それよりも心配だったのは
数日後に控えていた
ジャニーズJr.コンサートだった。

場所は東京ドーム。
公演は2日間、2公演あったが
両方「神席」と計算はついていた。
1日目はアリーナ最前!ともわかっていた。

おばあさんが亡くなった。
それよりもコンサートが心配になり父に言った。
「コンサートを優先する」

翌日地方から父の姉2人がきた。

実母が亡くなった。
家に来たのは姉妹2人だけ。
お互いの旦那の姿はなかった。

姉2人は久しぶりの再会を楽しんでいた。
そう、母が亡くなった以上に再会を喜んでいた。

自宅に帰った時ふと家を見上げた。
秋の夜空。窓は全開。

父の姉2人がいた。私は怒鳴った。
すると、こうもりが入ってきたからどうしようかと…

私はこうもりを追い出し姉2人に言った
「馬鹿じゃない?」

虫(ゴキブリなど)
入ってきたらどうするつもりだったのだろう。
ゴキブリがきたらこうもりだけではすまされない。

私は父方のきょうだいについて何も知らない。
まず、姉2人の名前も知らない。
そしてその子供。
つまり私にとって「いとこ」
どんな人がいて何人いて、
なんて名前…年齢。全て知らない。

姉2人は最期の最期まで
涙ひとつ見せず帰っていった。

因みに母方の兄弟は…
伯父、伯母だけ数時間いた。
泊まりもしなかった。

叔父は姿すら見せなかった。
伯父より近い所に住んでいたが
来なかった。

他、母方のきょうだいは遠い所に住んでいる。
どんなに車をとばしても6~7時間はかかる。
来ないだろうと思っていたが本当に来なかった。

当たり前だろう。
数年前母を殺そうとしたその人の母のお葬式だ。

又、父は母の父(私の祖父)母の母(私の祖母)
そして母のいとこのお葬式、お通夜ともに顔を出した事はない。

しかし職場関連の人が亡くなると
セッセと出て行った。
ポイントを稼ぐ必要があった。

おばあさんは私の自宅近くに
知り合いはひとりもいなかった。
ホームに住んでいたから仕方が無かった。

お通夜、お葬式通して訪ねて来たのは
父の元会社のお偉いさん数人と
おばあさんが入所していた老人ホームの職員数名だけだ。

寂しいお葬式だ。
訪ねてくる人の人数だけではない。

自分の娘2人も涙はひとつ見せず
笑顔で見送った。

ああいなくなった。
ホットした。
なんとなくそう見えた。

因みにその前の母方の祖父のお葬式の話しを聞かされていた。
会場には入れない程の人に埋め尽くされていたと…

その会場とやらを実際に見た。
決して多きい会場ではない。
しかし、ここに人は集まった。
それだけ地域に根付いた人だった。
そう思った。

母の実家から祖父のお墓に2人で向かった。
途中、母の同級生とやらに出会った。
「〇〇ちゃん(母)娘さんと一緒?帰ってきたのね」
みんな笑顔だった。

母はここには余り長くは住んではいなかったが
周囲に溶け込んで生活していた。
それが見えた。

別の日にはおばあちゃんの家の前で
バーベキューをした。
近所の人から「〇〇ちゃん?(母)」と
何度声をかけられた事か…

人の人生とはわからないものである。

私はもしかしてこのおばあさんと
同じではないのではないか?

最期はひとり。
誰からも涙されず去っていく…

負の遺産は続いていく。

よく言われているのが
虐待の連鎖というものだ。
虐待されて育った人はまた虐待すると…

姉もその一人だ。
結婚数年経っても子供が出来ないのに対して聞いた。
他人であれば遠慮もあるかもしれないが、
そこは姉妹。
真実を聞こうではないかと。

そしたら姉からは「子供を産むのが恐い」と…
しかし女性なら皆思うだろう。
子供を産むのは恐い。

鼻からスイカを出すとまで聞かせれている。
恐くて当たり前だ。

しかし真実は違った。
子供が出来た時、また暴力を振るうかも?と…

負の遺産。正しくこのことだ。

私にはこの負の遺産を
引き継がせない為に結婚もなく
子供も産む事もなく
40歳を迎えたのかもしれない。

私の最期もきっとおばあさんと同じだろう。
最期を見送る為ではなく
会いたい訳でもなく…

ただかたちだけ参加。
か…誰も来ないか

泣いていたのは父、母、姉だけ3人。
実の娘2人は嫌々来た。
それとも再会する為だけに来たのか…

実の娘にすら涙されない。
悲しい現実だろう。

…寂しい最期。







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by rin-dream | 2016-12-27 19:20 | | Comments(0)
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私の家庭は物心ついた頃には既に機能不全家庭。そこから旅立つまでの長い長い物語。
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