現実が待っていた。
お葬式をするにはお金がいる。
葬儀屋に電話をかけた。
しかし無情にも手元にあるカードは使えなかった。
(私が持っているカードは葬式屋では使えない種類のカードだった)
父の所に行った。
私は他にもカードを持っていた。
しかし父から取り上げられていたのだ。
父から返されたカードは…
有効期限がとうに過ぎたカード。
私は父に言った。
「新しいのを出して」
父は言った。
「お前が手続きしてないから届いていないだけだ」
手続きをしていないから届いていないとは
摩訶不思議な事なんだが…
この時の詳しい話しはあとにしよう。
仕方がないので父からカードを借りた。
切なくなった。
「息の葬式代も出せないママ」
「私は本当にママだったのだろうか?」
私はママとして何も出来なかった。
レオに申し訳ない気持ちでいっぱいになった。
※父親という名の王様、子供という名の奴隷※
カラスは白
https://yu1111.exblog.jp/25091323/外にランドセルを捨てられた夜
https://yu1111.exblog.jp/25091358/お腹いっぱいなのに麦茶で白ご飯を無理矢理流し込む
https://yu1111.exblog.jp/25119726/お気に入りの雑誌が破られた理由はそこに雑誌があったから
https://yu1111.exblog.jp/25091815/ボコボコに殴られた夜
https://yu1111.exblog.jp/25121066/サイコパスに顔面を踏まれた夜
https://yu1111.exblog.jp/25092321/痛みで涙を流している私に「お父さんが決めてあげた会社」を就いてすぐ遅刻なんて許さない
https://yu1111.exblog.jp/25137887/にほんブログ村にほんブログ村