猛毒親に育てられて。

朝が来た。

朝が来た。
ベッドから出たくなかったが
また朝イチから別の不動産屋さんと会う約束をしていた。

私はベッドから這いずり出て
いつも見ている朝の情報番組を見た。
いつもと変わらない朝の番組。
違うのはテロップで出ている
天気予報が関東になっている事。

身支度を済ませ、バス乗り場近くに行き
そこで荷物をコインロッカーに入れ
不動産屋さんに向かった。
(この時にはお金の工面は出来ていた)

不動産屋さんに行く少し前に本屋さんに入り
同じように毒親に苦しめられていた人の本を買った。

不動産屋さんで色々物件を見せてもらった。
しかしここでも内覧したいと最初に申し出ていた物件は
紹介されなかった。

たまたまだったが
ここで内覧したいと申し出ていた物件全て
バス、トイレ別だった。

しかし私はそこまでそれにはこだわってはいなかった。
《出来たら別でいい》《別なら尚良い》程度。
それよりもこだわったのは
①近くにスーパーがある事
(駅前含めて)
②室内洗濯機置き場
③バルコニー
④築年数は35年程まで
(これは耐震基準が見直される前の物件になる為)
⑤物置がある事

この5つ
実際前日気に入った物件は
この5つを満たしていた。
ユニットバス、1Rである。
靴置き場さえない。

これに加え気に入った物件は
①比較的駅近
②周辺環境が良い(治安など含めて)だった。

しかし出される物件ほとんどが
私が求めるものは満たしていなかった。
仕方がない。

まず家賃設定からして低い
その上保証会社利用
上京して仕事を探す
マイナスポイントの方が多かった。

それでも探してくれた。
目の前で断られた。
目の前で先に入居者が決まったものもあった。

しかし物件も出会いのひとつ。
先に決まっても文句は言えない。

ここでも時間だけが空しく過ぎていった。
そして2軒内覧物件を見つけた。
たまたまだったがマンションタイプだった。

1軒目。
駅近だったが…
駅近を売りにしている物件
私は乗り気ではなかった。

2軒目。
エントランスからして壊れていた。
乗り気にはなれなかった。

どうしても前日に見た物件と比べてしまう。
そしたら…ここは悪い、ここも悪い
悪い所しか見えなくなる。

1軒目はある意味良かったかもしれない
2階にあったが1階は店舗(飲食店ではない)
それも夕方6時には閉店
バタバタ足音しても下から苦情は来ないだろう。

2軒目は大きな通りから少し入っただけ
確かにエントランスは壊れていた。

どちらがいい?不動産屋さんから聞かれ
2軒目の方がいいと素直に答えた。

しかしここで一度保留させてほしい
食事をしてそれからもう一度来店したいといい、
その場で不動産屋さんとは別れた。

別れた後私は駅まで歩きそして
前日見た物件を外からでもいいどんな様子か見に行った。

まず、2軒目の物件の駅周辺が気になった。
昼間だというのに薄暗く、
古い商店が乱雑に並んでいた。

夜ひとりで歩きたくないな。
正直な感想だった。

前日見た物件に向かった。
近くで工事をしていた。
マンションか?何かが建設されるのであろう。

夜はアパートから不動産屋さんに電話を掛けるのにも
気を使った程静まりかえっていたのに
昼間は少しうるさかった。

しかしその何か万が一高い建物が建っても
太陽とは反対方向。
太陽を遮られる心配はない。

私の心は決まった。
よしここがいい!

不動産屋さんに戻る前に
近くの喫茶店で簡単に昼食を済ませた。

そして乗り気ではないが
不動産屋さんに向かった。

まだ若い男性が担当者だった。
私は2軒目とも気が乗らないと話しをした。

すると直ぐに中堅くらいの男性から声を掛けられた。
その後は目の前に座っている担当者ではなく
その中堅くらいの男性とほとんど話しをした。

しかし話しは前に進まなかった
当たり前だ。
どうしても前日の物件と比べてしまった。

前日見た物件より広いものもあった
でも比べてしまった。
頭を抱えている私に担当者は
半ばあきれ顔で「何が気に入らない?」
とまで言われた。

もちろん私に選ぶ権利などほとんどない。
金無し。仕事無し。保証人無し。
最悪な客だ。

早く店を出たかった。
しかし出る勇気も無かった。
そして力を出して言った。
「帰る時間が迫っている」と…

嘘だった。
しかしどうしても出たかった。

嘘が見破られたのか?
「何時に帰るの?」
かえって来た言葉が痛かった
元々嘘つくのは苦手な私

時間はまだまだ先。夜行バス。
ただ早くここから去りたいだけについた嘘。

そして…次回会う約束までして店を出た。
もちろんそう何回も東京には行けない。
行くには会社を休まなくてはいけない。

この時までに数時間を残して
全て有給は使っていた。
有給が取れないイコール給料が減る。

有給。私はインチキ病院。
そして毒親からのストレスの為
ほどんど使っていた。

自分の為にとった有給は2日間と数時間分だ。
自分の中でもこの現実が腹立たしく思えた。
大切な時間を毒親に取られた。
《アイツラ》は私から何から何まで奪っていく。



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by rin-dream | 2017-02-18 17:58 | Comments(0)
<< 再訪問。 気分は最高。 >>



私の家庭は物心ついた頃には既に機能不全家庭。そこから旅立つまでの長い長い物語。
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