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猛毒親に育てられて。

高校選びの基準。

高校の進学先について私は決めていた。
姉と同じ高校と。
別に1校受験出来る公立高校はあったが
制服がダサいという理由で辞めた。

Aちゃんと普通科以外の高校も見てみたいねと
商業高校の見学に行った
しかし2人ともその高校を受験しなかった。

女子高には絶対行きたくないと。
女子の集まりイコールいじめが
絶対存在する私の頭の中で出来ていた。

しかし近所には当時女子高しかなかった。
共学となると頭がよくないと入れなかった。

となると公立しかない。
親も公立に行けと言う。

しかし頭がよくない私に対して先生は滑り止め受けとけと。
仕方がなく2校決めた。

先生に言われた学校は2校あった。
しかし私は全く別の2校にした。

ひとつは家から近い事を理由で決めた。
もうひとつは本当に適当に決めた。
同じ中学の人が行かなそう…とだけ考えたかもしれない。

私はその適当に決めた学校の願書を取りに行った時の事を覚えている。
家からは一体何時間かかるのだろう?
と思うくらい遠かった。

帰り道初めて《駅伝》を見た。
とても早くてこれで何キロも走るの?と驚いた。

家から近い理由で決めた学校の入試の日になった。
この学校には私の他に4~5人受けた。

受験する際先生から「相手はなすびと思え」と言われた。
この言葉を何故か?今でも覚えている。

そして面接。
私は何を聞かれたとか何を答えたとかは覚えていない。
ただこの時一緒になった同じ中学の子が
緊張のし過ぎで声が裏返ってしまった事を覚えている。

終ったあと「緊張したねぇ」と笑いあった。
そして受かった。

私は適当に決めた2校目は受験を辞退した。



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by rin-dream | 2016-12-25 22:54 | 中学3年生 | Comments(0)
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私の家庭は物心ついた頃には既に機能不全家庭。そこから旅立つまでの長い長い物語。

by rin-dream
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